人と人の物語。

14:34

戦場の円舞曲 (ワルツ)
(PS Vita)

ジャンル:女性向け恋愛アドベンチャー
発売日:2014年11月20日
CERO:C(15才以上対象)
シナリオ:片桐由摩
公式サイト


望まずして魔剣を手にした少女が、自分の居場所を見つける物語。同オトメイト作品「プリンセス・アーサー」とテーマや雰囲気は良く似ています。(シナリオを書かれた方が一緒)プリアサより全体の物語は纏まっていて謎の部分というか、ここどうなったの?って思える部分は少ないように思えたけれど、プリアサの方が引きは強かった。(学園の軍隊を頼みにしてて、戦争で他の大人たちは何してんだっていうところは多分にあったけれど…)
ライターさんが綴る、想いが通じるまでの2人の胸の内や恋する高揚感みたいなものが大好きなんだけれど、今回はそれも抑え目だったように思えます。だけれども、触覚、味覚、嗅覚、温度…そんな感覚に関する表現は相変わらず素晴らしい。魔剣の物語なんだけど、魔剣云々(そして政治的・軍事的な部分)はあんまり活躍してなくて、どちらかと言えば居場所を失った者(居場所を見つけられない者)が、お互いの存在を新たな拠り所にしていく…みたいな部分がメインかもしれない。人と人の物語。戦場<学園生活、です。
  
感想メモ(ネタバレ) 

アベルラスティンパシュティファレトニケ謎の男
初回感想(ネタバレ、ほぼナシ)

攻略順:パシュ→アベル→ラスティン→ティファレト→ニケ→謎の男
 ※ネタバレ少ない順。ティファレトとニケは攻略制限あり。アベル・ラスティン・パシュ、ティファレト・ニケ・謎の男をセットにして感想メモ。

戦ワル:ティファレト/ニケ/謎の男

16:59

戦場の円舞曲

【戦場の円舞曲】、キャラ、ルートの雑感。ティファレト→ニケ→謎の男の順に攻略。ちょっと記憶が薄れつつありますが…
複雑な背景を持つ2人と存在自体が変わった1人。左から”無気力系不思議君→陰のある子(パン)→腰が太い”…ネタバレに触れるからティファレトとニケのことは後で書きますが、どちらのシナリオも面白かった。特にニケ。2人は諦めてる人だったので、そこからの変化が良いですね。そして謎の男は色々とっぱらって外見が死ぬほど好み!(二次元キャラの中で多分1番じゃないかな…。)恐ろしい程好み!

以下、多大にネタバレ含む書き散らし。閲覧注意で。


戦ワル:パシュ/アベル/ラスティン

23:44

戦場の円舞曲

【戦場の円舞曲】、キャラ、ルートの雑感。パシュ→アベル→ラスティンの順に攻略。
この3人は共通のテーマで悩んでいたような。左から”思春期(初心)→ちょっとズレてる(そこそこ初心)→色男”…という感じだったけど、総合的に1番好きなのはラスティンでした。いやーびっくり。他2人も好きだけどねー。

以下、多大にネタバレ含む書き散らし。閲覧注意で。


円舞曲はじめました。

14:41

戦場の円舞曲 (ワルツ)
(PS Vita)

ジャンル:女性向け恋愛アドベンチャー
発売日:2014年11月20日
CERO:C(15才以上対象)
シナリオ:片桐由摩
公式サイト

プリンセスアーサー」の片桐さんが手がけた作品ということで予約して購入。(発売から1年経たずにプレイできて良かった…)1周目(パシュ)が終了して今2周目(アベル)だけど、そこそこの熱中度です。
望まないのに魔剣を取り込み、故郷と父親を失ったヒロインが、超国家的軍事学校「ニルヴァーナ」で過すというストーリー。構成は非常にプリアサに似ていて、長めの共通ルートがあって、個人ルートに入る。場面転換やキャラとの交流の仕方なんかも同じ。ファンタジックな雰囲気もそのまま。ヒロイン・ランのスタート時の状況が割と辛いところも一緒。今のところそれぞれが自分の居場所を見つける物語って印象。全員クリアしたらまた変わってくるかもしれない。さらっと雑感など。(多分ネタバレはない筈。)
 
良い・好き
・情景や心境などの描写。情感たっぷりの表現。(特に恋心)
・キャラクターたちの個性

気になる点 
・共通ルートのもったり感?
・戦、生死…などの魔剣が関わる部分の薄さ?(何と表現したら良いかわからん。弱さ?かも)
 

相変わらず表現が豊か。状況や心理描写が良いなあとつくづく思います。風景の美しさや美味しそうで匂いが伝わってきそうな食べ物、空気の冷たさ、キャラの内に湧き上がる喜怒哀楽など…すごく素敵で好き。
その中でも特に良いのがやっぱり恋心の表現。想いが伝わる前後の2人がものすっっっ…ごく良い。というか、非常に私の好みに合っている。自分の想いに気が付いて戸惑ったり焦ったり、相手の事が気になったり、相手の反応を見て切なくなったり高揚したりっていう「熱」がこっち側にすっごく伝わってくる。もともと好きが重なる前後って一番好きなんだけど、読んでるこっちも、もう、胸を掻き毟りたくなるような、転がりたくなるような、熱いけどフワフワしたものを貰える…。私は片桐さんの描く告白シーンが、今までやってきた乙女ゲームの中で1番グッとくるかもしれない。(瞬間的な私の熱の上がりっぷりが半端ないという意味で。もうね…胸のあたりがこう、ぶああああってなんかね…くるね…稚拙な表現しかできないのが情けないけど)
艶とというか色気があるというか、とにかくこちらに息遣いや心の震えが伝わるんだよーすばらしいよー。
この2人のやり取りを見るためにプレイしてきた(涙)!と思える良さ。愛しています。

…逆に気になったのが、共通ルート。プリアサもそうだったけど、共通ルートにぎゅっと色んなものが詰め込まれていた。ランのおかれてる状況・周りからの視線、求められる姿勢、ラン自身の苦しさや焦り、その中に見つけた喜び、攻略対象を含むそれぞれの人となり、心境…等々。もうたっぷり、ゆっくり描かれていて、個別ルートに入るまでがとても長かった。恋愛ゲームだからってそういうのは悪くはないし、むしろ歓迎なんだけど、今回若干モッタリしてたような気が…何故だろう。起伏があんまりなかったのか。プリアサは共通→(攻略対象)2人のルート→個別ルートという流れだったのが、共通→個別という流れだからなのか。ハッキリは分からな(まあ1周終わったら既読スキップするから共通の長さは軽減されるし、あー長いなーと思っても恋する2人のターンが来ると全部どっか行くんですけどね!)
パシェもアベルもそうだったけど、共通ルートが長いならそっちにもっと対象者との交流を入れて欲しい。共通ルート最後の方 で誰かのことを考える選択肢が出るけど、「あんまし誰もピンとこんけど…?」的な気持ちになった。
だから恋愛成就前後はとても良いんだけど、好きになる過程が薄い。惜しいったらない。

あとは戦や魔剣を宿した彼女に対する扱いの薄さ?弱さ?そんなのもちょっと引っかかったかな。壮大なテーマなのにこじんまりしてるというか。(ランをもっと保護してなくて良いのかとかもね。それこそ護衛につけなくて大丈夫かい)ヴィルヘルムも、もっと出てきていいのよ?(他のルートに期待しています)そして欲を言えば、強くなるためにもっと努力する場面を入れて欲しかった。(今のとこ)素振りしかないから肩透かしなんですよ…。プリアサは政務とかあった から良かったのか。うーん。

…色々書いたけど、こういう世界観は大好きなので(きつい状況から頑張る乙女。マスケもそうだしプリアサもだ)、楽しんでいるのは間違いないです。先も気になるし。なので続けてクリアして全体を見たい。