どうぞ物語の最後まで。

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死神と少女 (PSP)
ジャンル:幻想物語アドベンチャー
発売日:2013年7月28日
CERO:B(12才以上対象)
原画:すみ兵
シナリオ:藤元
公式サイト



死神と少女の、幻想物語。
とても重かった…物語が胸の奥に沈み込んでいって、それから逆に深く深く世界に呑みこまれていくような…そんな感覚。上手い事言えません。文章は丁寧で美しく、雰囲気は決して明るくない。(陰鬱とかグロとかそういうのではない。ただしゾクっとはした。)薄暗く、闇というか夜。ヒロインはとても美しい少女。それをクラシックな音楽が彩り「死神と少女」の世界へ誘う。
乙女ゲームとして始めると肩透かしを食らうし、乙女ゲームではないのだろうと思う。読了後も全てがスッキリするということはなく、余韻と謎を残して終わる。「全部自分で読んでください」としか言えない…1つの側面だけでは分からない、全体を通して読むと、人の想いに、真相に、在り方に触れて胸を掻き毟りたくなったり、涙したり、ハッとしたり…ダークな香り漂うファンタジー。幻想物語。それぞれ皆孤独を抱えている。色々と抉られるけど、好きです。疲れるけど!

事前に知っておいた方が良い事としては、

・とにかく、全部読まないと分からない。読み終わった後も、考察したくなるような部分が多い。
・乙女ゲームとは言えないので、乙女ゲームとしてやると期待外れ。(幻想物語。)
・読み応えはある。文章もしっかりしている。(没頭して読み進めればあっという間かもしれないけれど。)
・自己投影、感情移入できるタイプではない、全くもって個性の強いヒロイン。
攻略順は公式推奨がオススメ:日生光→桐島七葵→隠し→遠野十夜→蒼

このくらいかな。合う合わないが物凄く別れそうだし、ちょっと萌えてみようかとか一切考えない方が良い。そして男女どちらでも楽しめそうな作品(合うならば)。最後まで読まないと分からないというのが苦手な人も回避推奨。気軽に楽しむという感じでもないので、じっくり読み込んで考察するのが好きな人には合う、筈。


以下、ネタバレ含みまくりの各キャラ感想など。
1回読んだだけなのと、深く掘り下げたりしていないのでザッとしたメモなので、今後また読み返して、追加するかも。(暫くは封印しとくけどね。疲れるから!(笑)好きなんだけど、色々と考えてしまうのでもう少し頭が柔らかくなってから再度読みたい。各章(物語)についてもいつかメモしたい。