蝶毒:野宮 瑞人

14:01

野宮 瑞人 (のみや みずひと)
aromarie
蝶毒、二人目はまどろみの瑞人お兄様。22歳、色白。もう真っ白。
斯波氏よりも秀雄さんよりも年上だと思っていたのに若いんですね…兄様…。浮世離れした、トロンとしたお方で、そのルートも美しくて閉ざされた世界で面白かったです。(爆笑する箇所もあり…)
斯波ルートでは「大事って言ってる割にはフラフラして頼りにならんわ!」とか思っていたけど、
(いや、割と終盤まで思っていたけど…)色々良かったです。以下、ネタバレ含む感想です。閲覧注意。

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気だるそうな雰囲気を漂わせ、なんとも美しく線が細く、儚げ。家族の大事にもそこまで関心がなく、厭世的で浮世離れしてるお兄様。実は出生の秘密と禁忌ともいえる妹への想いを抱えて、全てに対してふわふわと無気力になっているそんな瑞人様。妓楼へ通って居たのも、妹への想いを抑えるため、夢を取り上げられて出自まで知ってしまった自分の身の置き場のなさを感じての行動だったと。

斯波氏のことも一途だと思ったけど、兄様も相当のもんですよ!ただ禁断の想いということもあるし、本人の個性もあって全然暑苦しくない(あ、ごめん、斯波が暑苦しいみたいな書き方を…事実だけど。私は斯波の方がいいよ!(フォロー))

なんというかこの人は誘導が上手い人だと思う。柳のようなしなやかさで儚いんだけどなんだかんだで強かいうか「嫌かな…?」とゆる~く、とろりと言葉を放って否とは言わせないように持っていく。実は強引というか技工派なんですな。斯波がガッと嵐のように気持ちを持っていくとしたら、兄様はじわじわ遅効性の甘い毒のよう。「もう離さないよ…ふふふ」って感じで。ヒー。(立ち絵の目線とか、変に妖艶。声と相まってゾックゾクしたわ。) 上手く絡めとられて百合子タンもその世界へ…

どこか現実感のない頼りない兄様だけど、最後には百合子のために自分の身を削って頑張っていて、ジンとしました。良かった。 非現実的、そして「美シキ禁断ノ兄妹」というしっとり耽美な雰囲気を味わいたい方には、兄様ルートはたまらんでしょうね。
あと今回家族の謎が分かったのも面白かった。兄様の出自含め、実はパパンの方が情熱的で子どもっぽい愛情を持っていたとかね。でもまだまだ真実は分からないから先が知りたい!先が気になる!

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今回は色々エンディングを回収しました。
蔵の中でアンアンEND(…)と身を捨ててずっと一緒ENDは、前者が愛欲の果ての究極の姿、後者が精神的な永遠の愛を求めた究極、って感じで。どっちも耽美で退廃的で文学的な雰囲気で良かった。特に後者は、ある意味これがベストかもと思ったり。耽美で美しい世界が完結してるから。
(ベストエンディングは凄くトントントンと上手く行き過ぎている感じもしたので。)
秀雄さんが出てくるエンディングは…ううう(ヽ´ω`) オラには刺激が強すぎただ。秀雄が不憫でならん…。

まあしかし私が兄様√で1番好きなのはエンディングとかじゃなくて真島の下着の色を聞く選択肢ね…藤田の震えっぷりに笑いが止まりませんでした…(ゲッラゲラ笑った)もうそればっかりリピートしまくってしまう…藤田大好き! 次点で「大きい人が好き」に対するお兄様の感想。んもーお兄様いけませんよ!顔を赤らめないで!

私は水と油では油派(斯波)なんで、線が細すぎて儚げなお兄様どうかなって思ってたんだけど、予想以上に楽しめました。好み以外のルートを堪能できると喜びもひとしおですね。


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