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過去と未来の真ん中で。

01:35

 神なる君と:水庭 苓(みずにわ れい)

「神なる君と」-二人目は前向きで意外と大人な幽霊の苓くんであります。

正直、苓くんには興味を抱いてなかったんだけど、思った以上に素敵でした。可愛いキャラと思いきや大人なところとか、達観している所とか、そして気持ちがまっすぐで静かに強い所が魅力的。ラストは別な終わり方でも良いんじゃないかなと感じたけど、あの結びでも満足です。つくづく相手を「想うこと」が見えるとても心が温かくなるゲームだ。

以下ネタバレ満載の感想メモ。閲覧注意。
 
変えられない事実 
自分がどうして死んだのかも分からない、生前の記憶がない幽霊。
旧校舎に1人で過ごしていたところを咲耶たちと出会って、それからの毎日が楽しくて堪らないという、幽霊らしくない苓。ちょっと驚くくらい、前向きで静かに達観していて、接しているだけで柔らかな気持ちになれる人。
色んな局面で自分が「生きている存在ではない」ことを受け入れながら、咲耶と話していくんだけど、その度に凄く強いなと。
”過去は変えられない 起きてしまったことはもう、どうすることもできない 自分が死んだことも だから今からおきることをなんとかしよう”とかそんなこというんだよねこの子…(つд`)決して捨て鉢になって言ってる訳じゃなくて、受け入れて言ってるから強い。本当に強い。咲耶が進路に悩んでいる時も自分に先がないと分かっていながら、楽しそうに彼女の未来のことを考えて。(…なんかすっごいカッコいい男じゃないか苓くん…タイプじゃないけど咲耶が好きになるのは分かるよ。)たまに切なそうな、寂しそうな顔になるけれど、変えられない過去でもなく、生きられない未来でもない、今を大切にする彼の静かな強さはとても印象的でした。

期限付きの恋 
そんな中、咲耶と苓くんはゆっくり恋をしていくんだけど、最初から期限付きだっていうことは分かっているから、気持ちに(無意識に)蓋をしてて。別れが辛くなるから止めておけって鳴海に言われるんだけど(鳴海も超いいやつ…(涙))結局、想いを通わせて。別れの日までは楽しく居ようとするけど、当然、本当は辛くて苦しい。いよいよ明日はお別れという最後の日には、初めて彼が辛さを吐露するんだけど、それを咲耶は抱きしめて、受け止めて、帰り道で号泣するシーンは…泣かないわけないだろ(´;ω;`)!

咲耶の強すぎる想いが、彼の精神だけこの世に留まらせて、でもそれを受け入れて別れを延長(代償で今のままの状態を続けるとあの世にもいけず、この世にも留まれず永遠を1人で彷徨うことになる、その覚悟まで)してしまう苓の咲耶への想い、その事実を知らされて、さよならを言わなければならないけれど、なかなか言い出せずに、でも気持ちを振り絞って別れを告げる咲耶の想い、そして最後の音の無い想いのつまったキス…もう胸がいっぱい…。

最後の「がんばって」のメッセージを支えに彼女が教師になったのは凄く良かった。
本当は幽霊じゃなかったっていう結びは(生霊…ってことは植物状態とか、そこまでいかなくても意識不明とか?)、素敵だけれども、個人的には彼との思い出があるから今まで頑張ってこれたし支えられたっていう、「生きている人の強さ」みたいなものを表現してくれただけでも満足できたかな。でも乙ゲー的にはやっぱりまた出会わなきゃダメなのかもですが。(希望がある感じで素敵だけどね!)
全てをまだ描ききってないからこれまたFDを待ちたいなー。小説とかでも良いけど。

 
その他
・まさか三神に泣かされるとは…
・大人の苓君はさらに素敵な感じで。でも細いからタイプじゃないんだけど。
・その裏でもずっと気になる八雲。大丈夫なんだろうか八雲…元気になってて八雲…(´;ω;`)
・腰ミノつけて伝説の野人になってる八雲を愛してる。ホント結婚してくれ。
・なんというか、お互いがお互いの幸せを願いあうようなゲームで素晴らしいね。


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