とても甘すぎて…春。

23:13


Starry☆Sky~in Spring~
Portable (PSP)

ジャンル:春の夜空を
幼なじみと見上げる学園アドベンチャー
発売日:2010年6月24日
CERO:B(12才以上対象)
公式サイト


星と幼馴染との甘い甘い青春グラフィティ
星を専門に学ぶ星月学園に通う主人公と、12星座の男子(+教師)との恋物語。春夏秋冬それぞれの季節でそれぞれのタイプの男性と出会います。春は幼なじみとの恋愛。(因みに夏は部活仲間、秋は教師、冬は生徒会だそうな。)
この学園には女の子はヒロイン一人。(募集をかけたけれど立地などの面から誰も入らなかったらしい)

春のストーリーは、小さいころからずっと一緒だった幼馴染の2人(哉太と錫也)と彼女の間に入ってきた、もう1人の幼馴染(羊)。彼の登場でそれまでの関係は変化していく…というもの。
あまり物語に大きな起伏はなく、ヒロイン・哉太・錫也の3人の世界から、羊が加わることによる4人の世界に変わっていくこととちょっとした衝突、そして幼馴染から彼氏彼女の関係に至るまでの恋が淡く描かれています。

とに…っかく、優しい世界です。優しいものしかない綺麗すぎる世界。
良い人しかいないというか、ヒロイン+幼馴染(3人)しかいません。4人で回る4人の物語でした。
(たまに変な上級生とか、クラスメイトもちらっと出てくるけど、ホントにちらっとです。立ち絵すらなしの潔さ。)
とにかく幼馴染3人はヒロインを守り、彼女の幸せを考え生きています。彼女を褒め、甘い言葉を送り、あらゆるものから守ってくれます。3人のタイプは「素直になれない(けど気持ちバレバレ)ツンデレ」「ドストレートなおフランス気質」「オカン入ってるお兄ちゃん」。でもみんな、攻略する必要がない程、気持ちだだ漏れ。それを3人同時にアプローチしてくるのでチヤホヤ度は高い。逆ハーレムといはこういうことだ。甘い。

ヒロインは良い子なんだろうなと思うけれどあまり個性は感じられないというか、伝わってきたのは鈍いことくらいかな。
余りに鈍くて「え?ホントに分からなかったん??」って思うこと多々あったけれど、羊のモノローグにあったようにお互いの関係が「近すぎるゆえ」、それが壁になっていたということなのかもな。無個性ヒロインが好きなら合うと思います。

どの彼と結ばれても皆幸せそうで、幸せな世界は守られます。結ばれた以外の2人は、結ばれた2人の幸せを全力で応援します。
だって幼馴染同士も大事だから。(ね、良いやつらだろ…凄く凄く好きだったのに)
優しい物語なので、サラっと読めて、甘い言葉をかけてくれる彼らに癒されたい、そんな時どうぞ。
あと、システム周りの快適さに私はびっくりしました。ほぼオトメイトしか知らなかったから…コンプも早いです。さくさく!


以下、ネタバレ含む雑感とか攻略対象へのあれこれなど。閲覧注意で。

【Starry☆Sky 応援中!】
【Starry☆Sky 応援中!】【Starry☆Sky 応援中!】

ああああああまー…い…あまーい…あまー…い…あま…
甘くて優しいと聞いていたけれど、想像以上でした。砂糖を噛むようなアレ。私は攻略対象が(間違った方向での)ドSとか(実力が伴わない口だけの)俺様とかよりも、優しくしてくれる方が好きなんだけど、でも逆ハーレムは苦手なんだ…チヤホヤしてくれるのは、狙った相手だけで良いんだなこれが。
「お前はそのままでいい」、「お前××に触るな!」、「××は美しい…」と三方向から言われるのがちょっと息苦し…い…。それぞれかけてくれる台詞は良いです。けど3人一緒に言わないで欲しいというか、いっぺんに愛されたくない…。共通ルートとか攻略してないときは、ちょっと引いて欲しい。想いバレバレとか、分かり易い人は大好きなんだけど、いっぺんにそれが来るとちょっと辛いものが…。
とはいえ、凄く有名で愛される作品だから、私にとってそれが合わないだけで優しくされたい、とにかく複数から愛されたい時には本当にアリだと思う。

↑…ここまでが、これが1人目(哉太)終わったあとの雑感。で、今全員のエンディング回収してフルコンプしてからはちょっと変わった。この物語は3人やってこそだと思った。彼女への想い方や愛し方は(性格に違いはあれど)方向性は同じなので、そこはまあ置いといて、どれだけライバル同士がお互いを思いあってるかが、3人全員やって分かったから。友情物語でもあるんだよな。しかしそれも綺麗すぎる。仲良すぎる。美しすぎる。良い子なんだわ、皆。

そして、スタスカ春は、ヒロインの向こう側にいるプレイヤーを気分良くさせることに徹したゲームだった。
愛され過ぎて守られ過ぎて、幸せな世界だけれど、ヒロインの成長とかなさそうだな…と思ったけれど、そもそもこれはそういうゲームではなくて、ヒロイン(=プレイヤー)の存在そのものを、素敵な男子たちが肯定して癒して受け入れてくれるそんなゲームなのだと思う。そこら辺徹底してて、嫌味とかではなく素直に凄いと思った。

ただやっぱりヒロインと3人だけの世界は閉塞感たっぷり。男版でもそうだけど(女の中に男が1人とか)私は性別のバランスが取れていないものがどうも苦手だ。モブが要ればまた違ったのかもしれないけれど。それに女の子1人だから他からもモテるんじゃないの?っていう気持ちも出てくるんだよねえ。(月子さんの魅力は私にはあまり分からなかった。まあ、表情有り無しの選択が出来るところからも分かるように、やっぱりヒロイン=プレイヤーの作りなのだろう。)

でも、何だかんだ苦手な部分もありつつ、サクサク読めたのは良かったし、終わってみたらまたいつか他の季節もやってみたい気持ちになりました。この調子が他の季節も続くのか気になるし、グッとくる人が出てくるかもなーというところで。連投はしないけど、またいつか。



攻略対象メモ
とりあえず共通して3人とも良い子。月子の為に生き、月子を守る。そしてお互いを思いやれる。結婚式がベストエンドというのがまた『少女の憧れを具現化』という感じだなと思った。結ばれなかったキャラは良い人が見つかってることを祈りたい。誰とも結ばれなかったエンドはどうなるんだろう。地味にあのエンド好きです。

七海 哉太/魚座
【Starry☆Sky ~in Spring~ 応援中!】
素直になれないツンデレ。泣き虫。(十分気持ちはバレバレで、分かってないのはヒロインだけだろっていう。「何でもねぇよ!」という台詞の多さよ)体が弱いからそれが大きなコンプレックスになっていて、彼女が大好きで守りたいけど自分の体が弱いから尻込みしちゃう。そんなに気にすることかなあとは思うけれど、体が丈夫じゃない=守れないという概念が強いのだろう。体を治すことに対して逃げずに向き合うとこがもっと見られたら良かったかな。初心というか照れ屋でぶっきらぼう、かっこわりぃなと言いながら想いを不器用に伝える様は好きでした。好きなタイプ(しかも声が杉田氏)なんだけど、残念ながら3人一緒の時にも愛を語るタイプのこのゲームでは、大好きまでには至らず。でも3人の中では1番好きかも。良い子。

東月 錫也/蟹座
【Starry☆Sky ~in Spring~ 応援中!】
1番想いを隠していた人。皆のオカンポジションで、月のようにヒロインと皆を温かく見守り、哉太√では何となくじわっと伝わる切ない思いが感じられた。ずっと同じように好きだったのに…と押し殺していた感じがね。(もちろん彼は月子が誰を選んでも全力で応援するんだろうけど)この人は月子と幸せになるが良いよとか思っていたけれど、錫也自身のルートでは想いが伝わったら別人のようでびっくりした。いや、嫉妬深いとかは良いんだけどね。私にとっては脇で輝くポジションだったようだ。それとこれだけオカンだったら年上の方が良かったような…まあ同じクラスで同じ土俵にいないとダメだから仕方ないか。関係ないけれど小野大輔氏はイケボですね。

土萌 羊/山羊座
【Starry☆Sky ~in Spring~ 応援中!】
実は苦手で、初印象もすごく悪くて、ダメだなーと思ってたけれどやり込むほどに好きになった人。私は状況の変化を嫌うタイプなので(安定志向)バランスを保っていたところに入ってこられると拒絶反応を起こしそうだから哉太の気持ちはよく分かる。でも気持ちを伝えるけれど押し付けないところや意志の強さ、考え方や一途さは好感が持てたし、他の2人のルートで哉太や錫也を励ましたりする姿は素敵に思えた。彼のルートで月子と幼馴染の絆を羨ましく思いながら、でも付け入るとしたらそこしかないと思いつつ、哉太と錫也のことも大事になって迷っているところは、何かとても良かった。月子とのエピソードも1番好き。しかし2ヶ月だけの転校もそうだけど、短い期間でよく溶け込めたなという思いはある。よく食べますね。良い事だ。


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