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逢魔時:日比谷/式部(+総評)

11:32

逢魔時 :日比谷 京極/式部 密 
 
逢魔時~怪談ロマンス~』、キャラ、ルートの雑感。攻略順にメモ。
逢魔時は物語は真相までやってこそ、だと思った。だけどそこ行くまでにやめちゃうかもしれないし、色々とダークなので乙女ゲームとしての甘さや幸せを求めるならちょっとな…という意見も分かる。何はともあれ密は、絶対真相派。

以下、多大にネタバレ含む書き散らし。閲覧注意で。(総評的な雑記もあるのでやたら長いです。)

日比谷 京極 (3年生/元人間/風紀委員長)
静が密に告げた偽りの好みのタイプにマッチングした為、妖怪にされたという本当に可哀想な人。Mr.とばっちり。不憫で仕方ない。(人間時代の初恋の人だったのか?とか思っていたけれど違ったよ。縁もゆかりもありゃしない。)
でもね…先輩はホンッとに萌えた…。今回の最愛の人は日比谷先輩でした。
(篤郎も好きなんだけど、お外で致すのが…いや、先輩も外で致してるかもしれないけどさ。妖怪だからそこら辺の概念が緩いだろうし。それを差し引いても先輩が上回ったかな。これがメインキャラの底力か。)
先輩はカタブツでいちいち反応が初心くてよく動揺してるし、聞いてもないのに恥ずかしいことまで無意識に口走ってるし、嫉妬の仕方は可愛いし、いつの時代だっつーくらい古風なところがあるので(責任は取るっっ!!!!的な)、結構頻繁にたまらん気持ちなった…古い割に男子の料理に抵抗はないし強いし。静を好きになったのは静の妖力暴走で押し倒されたアレでしょうか…(日常的接触や好きだわ発言などもあるだろうけどあそこがキッカケじゃないかなー)接触で意識する青春バンザイ!(再)
古風と乙女が同居していて宜しかったです。(腕を組まれて(胸が当たったと思われ)”お、おれは初めてだったんだぞ責任をとれ!!”ってアンタ…)何だかんだ面倒見が良くて優しいのも良い。まあ元人間ということもあって妖怪の感覚はまだ薄いからね。

ルートの核は、静が人間に心惹かれるのをよく思わない密が、日比谷先輩の弟・巳継をこちら側に引き込もうとする企みを阻止する事だけど、正直それは割とあっさりの印象(密もサクっとやられるし)。個人的には、2人の距離が近づくところと、決着の付け方が見どころだったかな。恋愛→真相→新月→束縛→暴走→バッドの順に見たけど、どのエンディングも好き。思い出さない恋愛エンドは激しく萌えて、2人とも何だかんだとても不憫なんだから、前向きに妖怪として夫婦になるが良い!寧ろ私と結婚してくれ!!と思わざるを得ない。(しかし、住まいとかどうなるんでしょ。家欲しいよ。あとこの人らの年の取り方ってどういう感じなのか?)

真相は…切ない。(唯一このゲームで泣いた。)先輩は現世に戻すことは相談して欲しかっただろうし、静は自分がもう元に戻ることが出来ない分、自分のエゴと思いながらも返したんだろう…静にとって妖怪の世界には憎しみが渦巻いているし、唯一の人が居なくなるのは物凄く辛いのにも関わらず。見えなくなった彼女を探す彼と、彼に寄り添う彼女の図が切ない。お互い大事に思える人がこの先出来るかもしれないけれど、それでも切なく…あーーーーーー…胸を掻き毟りたくなる。でも嫌いではない。
束縛、暴走エンドも、もう誰も好きな人を失いたくないという無意識下にある恐れが具現化してしまった結末で哀しい。
バッドと恋愛エンドはいずれも真相には触れないんだけれど、その結末は愛が大きさの差か。愛で覆い尽くされれば過去等些末なになるということかな。(バッドは愛が小さい分、折々で過去が思い出せそうで思い出せない苦しみがありそうだ…)
何はともあれ、先輩には幸せになって欲しいから私の中では恋愛エンドを正史にしたい。もうあれで良い。それでないなら人間の世界に帰ってすぐに良い人できてくれ!FDどうなるかな。

式部 密(2年生/死神/悪友)
全ての元凶である、ダークなメインヒーロー。へらへらした胡散臭い軽そうな笑顔の向こう側に、妖としての残酷さを持つ死神。(とは言え悪気はない。)
元凶が言い過ぎなら全ての発端。静は妖怪が見える元人間で、(たぶん)小学生の時に彼と出会った。妖怪が見えても怯まず、周りからの虐めにも屈しない静を気に入る密。高校生になり、静の妹にまで虐めが波及してしまったことで、それまで保っていた一線というか、心の箍みたいなものが外れてしまい、そこを突いて密に攫われ、記憶を失って妖怪になった…。
『お前が欲しい…大事に大事に囲ってやる』 この場面が優しくも残酷で哀しくて私は大好き。何とも言えない気持ちになる。
静はそれまで気丈に振る舞ってきたものの、妹に拒絶されたことでプツンと力が抜けてしまったんだろうし、求められたと感じて逢魔時を越えて妖怪の世界に囚われてしまったという…。なんかそれは必然のような気もして物哀しい。静が人間の世界に戻らないように、密が彼女に繋がるもの(家族)を殺してしまったのも妖怪だからと言えばもう、そういうものなんだろう…それを良しとするわけではないけれど。

先輩と彼のルートをやる前までは、ヤンデレ枠と思ってたけどそういうタイプではないと今は思う。妖怪とはそういうものなんだ、と。相容れない存在というか、人間の常識とかそういうものが通用しない相手なのだと。
だからと言ってそれが赦せるかと言ったら無理だし、憎んで当然。ただ静はそこに愛もあるから複雑。真相エンドは、まさに気持ちの境目があいまい…「逢魔時」のような、色んなものが綯交ぜになった感情を持ってしまった先の見えない、余韻の残るシナリオで、密に関しては恋愛ルートより真相ルートが断然好きです。恋愛エンドはモヤモヤしてダメだ。(良かったのは、最後の方で先輩が「早く別れろよ」というところか。先輩超好きです…)
好きだから傍に置いておきたい、どんな形でもというのが密(妖怪)で、自分の事は忘れてもいいから幸せで居て欲しいと思うのが日比谷(人間)という対比が良かった。(日比谷真相ルートの静もそうだよね。)まあ山犬君は妖でも相手の幸せを優先したりしてるけど、元来妖怪とはそういう(密みたいな)傾向があるってことだと解釈。
静が妖怪になった時に彼と一番に出会い、彼の行動を模倣して悪戯したりして、彼に愛情を抱いてる分、だいぶ彼女も妖怪寄りになっているのだろうけど、自分の中にある元人間の理性みたいなものがセーブして揺らいでる…と想像するとゾクゾクする。FDでどうなるのかが楽しみ。

恋愛エンドも真相エンドもだけど、静の名前を呼んで彼女を妖怪の世界に繋ぎとめるっていうのは、何だか強い気持ちがそこに込められているようで良い。…だけども、このゲーム、残念ながらデフォ呼びがないので物凄く残念である。
密がどんな優しげな声(あるいは切なさをのせた声)で彼女を呼ぶか是非とも聴いて心震わせてみたかった。彼に限らず、事に及ぶシーンや初めて名前を呼ぶ場面など、どのキャラクターでもグッときたに違いないのになあ。ヒロインは個性のある子なんだから遠慮せずデフォ名で呼んでおくれよ。感情移入できるタイプじゃないんだし。

それにしても密は厄介な相手だなあ。居てくれるだけでも良いけど、取られるのも時々悔しいしっていう。面倒な妖であることよ。日比谷ルートで静が妖力の暴走してしまったのは密のせいだよね?結局2人が近づく結果になっちゃって馬鹿だなー。それからこのルートで山犬君と篤郎さんが静を心配してくるのが可愛かった。密なんてやめとけよ!と思うばかりである。


総評のような雑記。

面白かった!大体先の予想はつくものの、あの攫われ方に持っていかれました。だからと言って密と結ばれるのが良いとは決して思わないけれどもね。どの人と付き合うことになっても切なさやどこかしらに苦味がある物語。ラブラブ萌え萌えしたい人には真相は嫌で堪らないだろう。私はそんなに時間もかからず切なくダークな世界を味わえて良かったです。ロゼがどんな作品を作ってるのか分からないけれど、これに限ってはサラッとできて良い。勿論突っ込みどころやら、これどうなん…?って不満の部分もあるけどね。くどい文なのは確かだ(笑)。文章に限らず、雰囲気も絵なんかも全体的に癖が強かった。パワーがある感じ。(ロゼがいつもこの感じで作品を作っているなら私は合うんだろね。)

ヒロイン・静。静は思ったよりもずっと不憫な子で、真面目なタイプだった。悪戯好きではあるけれど、あれは密の刷り込みぽいような。人の事以上に自分自身に突っ込んでこれでいいのか?って律してる部分もあるし。元人間だということを知らないときは必死で”妖怪とはこうで”、”私は妖怪だから”、”妖の世界だから”…と言い聞かせてたのかな。静はこの世界に来るべくして来た人、とやっぱり思う。人間の世界では爪はじきにされて、両親は優しかったけれど、変なこと言わないでと静を全く信用していなかったし…。そういう意味では妹だけが彼女の支えだったわけで。その妹からの拒絶によって密に攫われるんだから…きっつい。作中で言っていたけれど、ちょっとの擦れ違いは生きてさえいれば何とでもなったはずで。例え静はこちらの囚われても妹だけは生きて居て欲しかったんだろうと思うとやるせない。ただの強気なだけの女子ではなかった。非恋愛脳なのは仕方ないわ。幸せになって欲しいヒロイン。

男たち(+α)妖としての気まぐれさ、適当さ、残虐さ…を一番的確に表現しているのが密(と、飛浦)。素直に愛を表現できない、というのともまた違うし…厄介だなやはり。日比谷先輩は人間としての立ち位置。篤郎、和泉、由良城は、お好み次第で。恋愛を楽しむシナリオ。飛浦は清々しい程のムカつき男。和歌子は何であんなに彼女が好きなのか未だにわからず。元人間だから?
好きな順は日比谷>>遠野>>>>由良城=和泉>密(圏外・飛浦)
(シナリオは、日比谷・恋愛>密・真相>>日比谷・真相>篤郎恋愛…多分)

立ち絵・スチルなど。絵柄は特に嫌いじゃないし、立ち絵はスチルより良い。でもデレ顔はなんか本当にヘラっとしておる。いやーまあ正しいデレ顔なのかもだけど!スチルは細かいところは絵を描かないので分からないけど、手の長さとかこいつぁヤバイ!っていうのが時々ある。(小さいころの絵とか体格が変わっただけやろ…)枚数多いのは嬉しいけれどね。そして、ファッションセンス…。あれは…スチルよりやばいわあ…。

押しっぱなしスキップは頂けない。システムの不満はこのくらいかな。まあ普通。オマケはまあオマケ。

音楽とか。妖OPがマッチさんを100倍くらい上手くしたようなアレ。個人的には超癖になって再生回数がヤバい。ムービーはまさか文字が入ってると思わなくて吃驚した。あんまり洗練されてない(ごめん)けど、これはこれで良いんじゃないかな。BGMも合ってたですよ。


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