黄昏時:由良城/遠野/巳継

19:48

黄昏時~怪談ロマンス~

逢魔時~怪談ロマンス~』の続編、『黄昏時~怪談ロマンス~』の攻略感想。
由良城→遠野→巳継→和泉→飛浦→日比谷→式部の順に攻略の予定。(現在5人目攻略中)。
なんというか、このシリーズは密の不幸や憐れさを眺める作品なんじゃないかと思っている。彼はどうあっても幸せには遠いような…。人間じゃないし常識が違うので不幸もまた幸せなのかもしれない。アンビバレンツな奴というか。随所に出てくる密の心情を(勝手に)推測してゾクゾクしてる。
今回は由良城、遠野、巳継の感想。ネタバレ含むため閲覧注意で。(あとCEROが仕事してないような作品なので一部下品な書き方してます。)

由良城 閨悟 (2年生/山犬/保健委員)

犬。ひたすら犬。
…あんまり書くことが…お医者さんごっこもありつつ、イチャイチャして平々凡々。嫉妬して暴走しちゃうけどイチャイチャ。あまり起伏のない感じのシナリオだったような…(私的に)。ぺろぺろだねぺろぺろ。密が静に迫るけれど、その後の静の対処と密に腹が立ってなーなんだかなー閨悟が可哀想だなーと。あいつ誰と付き合っても呪いで静のこと常に見張ってて、なんならいつでも視姦してネタにしてんじゃねーのくらいのダークな気持ちになる。(密はどこまで力があるんだ。)それでも人間時代は周囲に疎まれて、その上家族を失くした彼女にとっては、ひたすら愛されて大勢の家族に囲まれて生活するのは凄く幸せなんだろう。

遠野 篤郎(2年生/鬼/不良)

とことん食らいつく一途な乙女番長。
篤郎さんはあんまりシナリオに恵まれてないような…(単に流れが私の好みじゃないからそう思うのかも。)前作の"篤郎が告白してフラれたけど諦めてないEND"からの始まり。とにかく「あいつのことは好きじゃないもん!(本当は好き)だから八つ当たりしちゃうもん!!」の部分が無駄に長くて辛い。好きだけど相容れない存在というのを強調したいのだとは思うけれど、前作でも逃げたではないか。さっさと認めろとずっと思っていたので割と苦痛だった。殴り愛の場面「俺は!お前が好きだっ!!!(ドカッ)この馬鹿女!!(バキッ)」は面白かったけど…。由良城ルートと同じく、密が迫ってくる場面のつなぎ?がヘンで唐突に思えるけれど、結果的に篤郎と静を繋いでしまった不憫さにゾクゾクしてしまった。可哀想で哀れで幸せで不幸せな妖・それが密。
小さい動物が好きだったり、乙女だったり、ムードを大事にしようとして空回りしたり、花束を寄越したりするのが可愛かったけど、そこは短かったよ…(静にはベタで寒いとか言われてたけど、ちょっとくらい報いてやれよ!長々ひっぱったんだから!!!と憤ったベタ好き。)私は相手の喜ぶ顔が見たいと思って動くタイプの男性が好きなので篤郎はやっぱり好印象。でっかいし。お外で致すのはアカンと前作の感想で書きましたが、妖怪だから仕方がないと諦めました(だって家がないんだもん…でも結婚するなら家欲しいです)声良すぎるので、「…愛してるぜ」だけで死ねた。猫エンドも可愛いし萌える。(…なんでこんないい男なのに静は苦手なタイプなのかねえ。暑苦しいから?!でかいから?それとも鬼だから?)

日比谷 巳継(大学生/京極の弟/人間)

依存か自立か。
黄昏時から新しく攻略可能になった日比谷先輩の弟。先輩から彼の様子を見てきてほしいと頼まれて再会し、家出を誤解されて家に招かれ、妖怪の気配を感じたから彼を守るためにまさかの同居スタート。そこから育まれる恋心。

主に3つのベスト(?)エンドが用意されていたけれど、それぞれとても好き。最後にどの道を選択するかによって見える最後が全然違うのだけれど、それぞれ「こうなるだろうな…」と納得がいくものだった。
周りに訝しく思われながらも2つの種族のまま2人の世界を築いて終わった添い遂げるエンドもどこか哀しいけど完成されていて美しいなと思ったし、巳継が妖怪になってしまうのはまさに”闇に堕ちて”しまって(巳継がではなくて、静が)密の喜びが伝わって若干苛立つというかモヤっとした気持ちになるけれどそれも悪くない。巳継が幸せには変わりないのだし。静自身も完全に妖になれた方が幸せなのかもしれないし…。
そして一番の大団円と思えたのが巳継の心の自立を待って決別する終わり方で、切ないけど清々しい別れに涙がにじんだ。やっぱり妖と人は一緒にはいられない哀しさがありつつも、妖となっても妖になりきれない静と巳継の人としての強さを感じられて良い。密の思惑通りにならなくて密ザマァ…密がどこまでも不幸でゾクゾクしてしまう。
巳継は突然兄を失ってしまった哀しみが強くて、想いが依存に傾きがちだから、静のことは大好きで大切な気持ちに間違いないのだけれど、失うのが兎に角怖い。(そして静も彼のことを本当に好きになってしまった。)その依存状態からの自立と大学の卒業が重なってとても綺麗だった。
その他にも記憶を奪ってさよならする終わり方も、兄である日比谷先輩を人間に戻して彼を一人にしない別れも全部好きです。

彼との(妖怪と人という事情を除いた)恋愛は凄く可愛くて初心で(日比谷先輩の弟っぽい初心さ)、大満足。夢だと信じてしまった学園祭での告白とキスは悶えたし、静が彼に惹かれていく様子も可愛いし、由良城、遠野ルートでは唐突で『なんでここに挟むの…?』と思ってた密の必死の告白(という名の脅し)の流れもスムーズ。巳継を助けたくて涙する静にも胸打たれた。
しかしどこまで密の力は強いんだ。人を瞬間移動もさせられるし、呪いで見張れるし、(やっぱりオ●ズにしてんじゃないの…頭の中で穢してるって言ってたし)圧倒的ラスボス感。校内1位とか全国レベルとかそういうの越えてるし、隠してるだけなんじゃ…タチ悪いわあ…


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